BLACK TEA - 紅茶

紅茶

カメリア・シネンシスの主な産地は中国、東アジア、インド、スリランカです。これらの土地で収穫された茶葉を加工することで紅茶になるわけですが、紅茶を作るには4つのステップ「萎凋」、「揉捻」、「酸化発酵」、そして「乾燥」が必要です。この加工により、茶葉はリキュールのような深い色に変化します。


  1. 萎凋……収穫したばかりのフレッシュな茶葉を広い入れ物に敷き広げ、14時間から24時間寝かせます。十分茶葉から水分が抜け、柔らかく萎れたようになったところで、次の工程に進みます。
  2. 揉捻……茶葉を揉捻機という大きな機械に入れ、揉み捻ることで茶葉の細胞を破壊し、葉に含まれる酵素を染み出させます。この酵素が次の工程で重要な役割を果たします。
  3. 発酵……揉捻を行った後、涼しく湿った部屋で茶葉をふたたび寝かせます。そうして2〜3時間ほどすると、空気中の酸素と茶葉が反応し、酵素を放出し始め、酸化発酵が始まります。この工程で、茶葉は深い茶色に、また紅茶独特の味わいとフレーバーを持つようになります。
  4. 乾燥……ちょうどいい具合に発酵したところで、最後に茶葉を加熱します。こうすることでそれ以上の発酵を止め、茶葉の水分を理想的な量、およそ2%にまで減少させます。このように完全に発酵させることから、紅茶は「完全発酵茶」、「全発酵茶」とも呼ばれます。

Mighty Leafにおけるポピュラーな紅茶は、オーガニックブレックファストオーガニックアールグレイオーガニックダージリンエステートなどです。